心臓突然死の多くは、心室細動という重症の不整脈によって引き起こされるといわれています。
心室細動を起こした傷病者を救うためには、一刻も早く除細動(電気ショック)を与えて、心臓の動きを元に戻さなければなりません。この処理を行う機械がAEDです。
 
一般の方も使えるようになったとは言え、まだまだ都内では見かけることは少ないようです。
東京都では、夏までに、都庁をはじめ都立の博物館、美術館、スポーツ施設など50施設、および都内62の市区町村庁舎にAEDを配置してあります。
このほか、大勢の人が集まる施設や民間のスポーツクラブ、ホテル、学校なども設置が進みつつあります。
平成17年9月より(株)オザムレジャー事業部では、TOWARS全店の景品カウンターにこのAEDを設置しております。

突然の心停止、でも私たちにできることがあります。
お客様や来場者が突然倒れられたら・・・救急車が到着するまでの数分間に
私たちが取るべき対応が時に生死を分けます。私たちにできることがあります。

●突然の心停止・・・備えておくべき事態です。
日本における病院外での心停止の発生件数は、年間2〜3万件程度と推定されます。
この数字は交通事故による死者数の3〜4倍にもなります。
今後、高齢化の進展により、病院外での心停止の発生件数も増加することも
考えられます。

心臓突然死の主な原因が心室細動です。

「心室細動」は心臓突然死に最も一般的に見られる不整脈です。心筋の動きがバラバラとなり、ポンプとしての役目を果たしません。


●救命には早期の電気的除細動が必要です。
心室細動の正常化には電気ショックにより混沌状態にある心筋のバラバラな動きを一定の秩序あるリズムに戻す方法=電気的除細動が最も効果的な方法といわれています。



●ご存知でしたか?私たちでも電気的除細動ができます。
私たちでも救命のためであればAED(自動体外式除細動器)を使い電気的除細動を行うことができるようになりました。操作は驚くほど簡単です。操作も音声案内に従えばOKです。AEDは、心室細動状態か否かを、心停止者の胸部に貼り付けた電極から得られる心電図より自動的に判断し、必要と判断されたときにのみ、電気ショックを与える機器です。使用者は、音声ガイダンスに従い、電極を対象者の胸部へ張付け、解析の開始と判断待機、解析結果に基づく電気ショックボタンを押すだけで済み、高度な専門知識を全く必要としません。

※株式会社オザムでは、セコム株式会社提供の
「セコムAEDパッケージサービス」を導入しています。